オペラ「フィガロの結婚」昼夜二回公演無事終了しました。(もちろん、ピアノ伴奏・日本語・抜粋の簡略版です)

席の方は満席とはいきませんでしたが、なんとか二回とも特に事故もなく、お客様も楽しんでいただけていたようです。ゲネも入れると昼から三回も通して歌ったキャストの皆様は本当におつかれさまでした。

私自身は、今日は最初から携帯に振り回されてしまいました。

集合前に昼食に寄ったイートインのパン屋さんに置き忘れ、リハーサル前に「携帯がない!」と大騒ぎして、みんなに心配をかけてしまいました。先生方のお世話をするために楽屋に詰めているお母さんたちの一人がパン屋さんに問い合わせてくださり、無事あることがわかったのでホッとしましたが、冷や汗でした。

なのにまた、帰りには楽屋に置き忘れそうになり、さらに帰りがけに寄ったファミレスでも座席に置き忘れそうになりました。そのうちホントに無くしそうでちょっとコワイです。

いきなり脱線してしまいましたが、歌そのものは特に破綻もなく歌えたので良かったです。怪しいと思っていた暗譜ですが、不思議とステージに上がるとスラスラ出てきたので。(たまーに出だしがわからなくなっても回りがちゃんと歌ってくれてすぐに戻れるのは合唱の良いところですね。)

ただ、出演だけで会場の係もないと、実に「ヒマ」でした。出番そのものは後半の10分間くらいで、それまでは基本ずっと「待ち」ですから。

衣装つけてメイクもしてしまうと、客席に入るわけにはいきませんし、私達の楽屋は別の階の防音の部屋で、モニター音もなかったので、進行状況も全然分かりません。その辺はちょっと残念でした。

でも、普段はあまり見ることの出来ない先生方の楽屋裏を垣間見られたのは楽しかったかな。

それ以上に、先生方のお世話係をしているお母さんたちは大変そうだ、とも思いましたが。前々から思ってはいましたが、改めてみなさんすごいです。尊敬してしまいます。

終ってみると楽しかったけれどやっぱり疲れました。

とりあえず、これでまたしばらくは合唱とお別れです。次は…秋かなぁ?