久々のミュージカル鑑賞、行ってきました。

去年は、震災、台風で、予定していた2回とも断念したので、本当に久しぶりです。

行って来たのは「ボニー&クライド」 。万里生くん初のタイトルロールです。ちょうど二年前に「ウーマン・イン・ホワイト」を観た青山劇場。思えばあれからミュージカルにハマったのでした。

予備知識ゼロ(知っていたのは、実在のギャング・カップルだった、ということくらい)で行きましたが、思ったより聞きやすい曲が多く、またキャストの皆さんがみんな歌える方ばかりだったので、それなりに楽しめました。

今回はいつもに比べると席もそこそこ前のほうで、高さもちょうど舞台に目線が合う感じで、そこに関してはすごく良かったです。

とにかく、主役二人の歌は本当に良かった。

特に濱田さん、四季の看板だっただけあって、歌も芝居も素晴らしかったです。彼女目当てのお客さんがいっぱいいるんでしょうねぇ。どこを切っても安心してみていられました。

万里生くんも歌がたくさん聞けてよかった。ミュージカルで見るのは一年半ぶりですが、またまた進化してましたね。今回は声を割って歌うような曲も多くて、あんなんで喉壊さないんだろうかと心配しちゃいました。ちゃんとまたいつもの声でも歌っていたので、大丈夫みたいでしたが。自分は今発声の迷路に入っちゃってるので、すごいなー、とただただ尊敬。

ただ、万里生くんはやっぱりこういう役より王子様系の方が合ってますよね。なんだか無理してる感じがして。

他の方もお初の方ばかりでしたが、藤岡さんはじめ、歌に関しては危なげなくて、安心して聴けました。

残念だったのは、お話そのものが分かりづらかったこと。ボニーとクライド以外の場面が多くて、ちょっと冗長な感じがしました。特に一幕は長かったなぁ…。

まぁ、歌と曲は全体的にとても良かったので、それだけでも行った価値はあったと思います。

次は来月のESCOLTAコンサートです。ちょっと席が残念なんですが、半年ぶりなのでとっても楽しみです。