10月~11月にかけて、PTAの合唱と、某少人数合唱団の賛助で、久々に合唱アルトを歌いました。と言っても練習そのものはほんの数回ずつだったのですが…。

それだけで、てきめんにまたポジションが下がりました

半年ばかりアルトから離れて、すこーし良い感じになってきたところで、これです。

声楽のレッスンが停滞中の原因もここにあるんじゃないかと思っています。

でも、自分が移ることでバランスが良くなるなら、仕方ないなぁ、と思ってしまうんですよねぇ。ホンネではソプラノでいたいのに。こういう時に「器用貧乏」は損です。

なので、声楽サークルでは、ようやくパートを代わってもらいました。

だって、それこそ先生が私に、合唱でアルトなんて歌ってるから中途半端なんだ、って常々おっしゃっているのに、先生がご指導くださっているこのサークルで、アルトパートを歌うのってヘンじゃないですか。

と言いつつ、「他に出来る人がいない」みたいな理由で2年間も下にいたのですが、ようやく最近、私の代わりにアルトを歌ってくれる方が入ったのです。

これで次回からは晴れてソプラノパートが歌えます。音取りはやり直しだから大変だけど…。

そんな折に、また合唱参加のお誘いがかかりました。

今度はオペラです。

息子の所属合唱団の指導者の先生方が中心になって、「フィガロの結婚」を上演するのですが、その合唱に。

この「フィガロの結婚」は、数年に一度、本当に不定期に上演されるのですが、日本語版・ピアノ伴奏・抜粋で、途中は団長先生が進行役としてバジリオを演じながら解説していきます。時間も2時間弱と短く、内容は子ども向けとは言い難いのに、子どもたちも楽しく観られる構成になっています。

実は6月に一回公演があったのですが、会場が小さかったので入れなかった人も多く、要望が多かったとかで、急遽再演となったのです。

合唱は団員の母合唱団と、一部団員が受け持っていましたが、再演に当たって多少の入れ替わりがあり、またお声がかかったというわけです(前回も声はかかったのですが、所用のため出られなかったのです)。

今回は公演日に特に用もなかったし、オペラの合唱というのもなかなか経験できないので、やってみることにしました。

で、今回もまた「できればソプラノで」と言って参加した初練習。

やっぱりここでもアルトが少なすぎてバランス悪い。

無視してソプラノに参加しましたが、結局次回からは下に移ることにしました。

いや、本当は移らなくても良いんじゃないかと思うんですけどね。

だって、本番はソリストも入ってくれるんだし。

この日指導してくださっていた、本来テノールのJ先生(男性)も、「当日はアルトに入りますよ」と言ってくださっているし。

たぶん団長先生も(男性ですが)、アルトを歌ってくれそうな気がするし。

ただ、練習の時のバランスは、確かに悪いです。

あと、オペラの合唱って、音域が全然低くないんです。むしろアルト(ソプラノII)でもけっこう高い。ユニゾン部分なんて上のG(ソ)が出てきて、この日アルトを歌っていた人たちは全員落ちてましたし…。

なのでガタガタ言わずに下パートを歌ってみようと思います。

要は、ポジションが下がらなければいいんですよね。

アルトだと思わずに、ソプラノ二重唱のつもりで、そして、例のユニゾンの「G」の部分を楽しみに、頑張ります。

とか言いつつ、今回も練習期間が少なくて心配。一回本番に乗っている人が多いので、新入りは自分で音取りして、暗譜までしてしまわないと。うかうかしていられません。