いったん出て行って、行った先でデータを飛ばして出戻ってから約3ヶ月。


結局あまり書けずに放置になってしまいました。


なかなか腰が上がらなかったのですが、とりあえずWordPressを使ってみようと、セットアップしてみました。


今後はあちらで更新します。


前回は引越し先を書きませんでしたが、今回はここに書いておきますね。


良かったら引越し後も遊びに来てくださいませ。


ただ、今度はPC関連の話が増えてしまうかもしれませんが…。


移転先です。


"PP6"

http://pp6.yim-i.net/


それでは、また。

先日ブログに書いた、ポピュラーボーカルのトレーナーさん宅で、体験レッスンを受けてきました。

なんとなく、ご近所かな?、と想像はしていましたが、本当にご近所でした。

まだ新しい、すごく素敵なマンションの一室。小さい男の子が二人もいらっしゃるとはとても信じられない、きれいなお部屋でした。

そしてご本人も、メールの文面よりもずっと明るく親しみやすい雰囲気で、スタイルも声も美しい、若々しい先生でした(実際お若いのですが)。

なんとなく、世間話やご近所話でつい盛り上がってしまい、レッスンになるのかなー?、と心配になりましたが、そこはプロ。

きちんとメリハリをつけて発声をみてくださいました。

最初はいろんな子音をつけて中音域の声を出してみると。

「いいお声ですね。ただ、低い方が少し弱いですか?」

と。

そうなんです。クラシック発声で歌っていると、どうしても中音域より下がスカスカしてしまうんです。胸の響きをつけなさいと最近になって言われるようになったものの、以前はとにかく中音域以下は捨ててしまえと言われ続けたせいもあるでしょうか。

なのでこの際、と、以前にも疑問に感じたこと、いわゆる裏声のまま降りてくると途中で音量がなくなってしまうので、それを克服するにはどうすればよいのか。本当に地声に切り替えてしまうと音色が変わりすぎるし、押さえつけていると言われがちなので使いづらいことなどを相談してみました。

そうすると、歌う声には基本裏も表もないこと、あるのは振動(響き)だけ。ただ、息を混ぜる量が、ジャンルによって多少違うこと。合唱ではかなり息の多い、人と混ざりやすい声の方がいいし、オペラは少なめに、ロックはほとんど混ぜず、のようなことを言われました。

なるほど、そういう視点があるのか、と。

そんなこんなで、せっかくポピュラー専門のトレーナーさんのところに行ったのだから、クラシック発声ではなく、表の声を出してみましょうということになりました。

いや、久々にこちらの声を聴いてもらいましたよ。

高音は無理なので、中音から下へ半音ずつロングトーンで降りて行きましたが。

下の方もなんとなく気持ち良く出ましたね。いつもなら、押さえつけ過ぎ、みたいに怒られてしまうんですが、それはたぶん、ボリュームを出そうとして押してしまうからでしょうとのこと。確かに、ボリュームのない音域だと高音以上に押してしまうクセがあるようです。

で、この声ならば合唱アルトでも問題なく使えるでしょうとのことでした。いつもここに落としていいものかどうか躊躇していたんですけどね。落とすのとはまた違って、響きを大事にして出せば大丈夫なんだそうです。

その後は姿勢の話。

ついつい肩が前に出て、胸が縮こまってしまうのはいつものこと。胸骨を上に向けて落とさないこと。

下あごを落とそうとし過ぎて喉が詰まってしまうので、口を開けるときはむしろ上あご(上の奥歯)を持ちあげるようにすると良いこと。

足は肩幅程度開き(足の骨は骨盤の横についているので、その真下くらいに)、高い声低い声によって、重心の位置を前後に移動してやると良いこと。

などなど、いろんな視点をいただきました。

ジャンルは違っても、やっぱり基本は一緒なんですね。

先生はとても誉め上手で、気持ち良く体験を終わることができました。

一回きりはちょっと残念なので、回数多くは無理でも、たまに単発で見ていただきたいなー、と思ったレッスンでした。
ガラコンサートで歌ったばかりですが、先週末は友人の主宰するピアノサークルの発表会で、なぜか夫と二人、2曲ずつ歌ってきました。

なぜこんなことになったか説明すると長くなるので、思いっきり端折って書くと。

とにかく、ピアニストである彼女とある経緯で知り合って、そこそこ親しくなったので、以前から出演したいと思っていたものの伴奏ピアニストに当てがなくて諦めていた市の音楽祭の伴奏をお願いできないかと頼んだところ、快諾してくれた上に、だったら今度ウチのピアノサークルの発表会があるから、練習を兼ねて歌わない?、と言われたのです。

その話が出たのがガラコンサートの翌日だったか翌々日だったか。

なんとも急な話です。

とりあえず譜面をFAXで送ってくれと言うし、期間が短いのであまり難しい曲だとできるかどうか、と言われたので、じゃあイタリア古典歌曲にしましょう、ということになり。

彼女のリクエストにより、「Sebben crudele」になりました。

最初はこの曲ちゃんと覚えているか(覚えなおせるか)自信がなかったのですが、レッスンである程度時間をかけてやっていたので、練習してみたらすぐに思い出しました。

この曲と、元々自分で歌おうかな、と思っていた「Lascia chio pianga」をFAXで送ったところ「両方歌ってもいいんですよ」とのお答え。まぁ、どんな感じかわからないのでとりあえず一曲のつもりでいます、と答えておきました。

あ、最初に話があった時はもちろん私一人だったのですが、きっと夫も歌いたいだろうと思い、彼に声をかけ、友人にも「ダンナも歌っていい?」と聞くと、どうぞどうぞと言ってくれたので、夫も一緒に行くことになりました。

さて当日は、朝から会場に行って軽く彼女と合わせ、夫の方はテンポが(彼女の)想定より速かったり初見の曲を持ちこんだりしたのでちょっと大変そうでしたが、十分に対応してくれて助かりました。

昔は、合唱や歌の伴奏なんて、ある程度長くピアノをやった人や音大出身者は誰でも簡単にこなせるものだと思っていたのですが、そうではないということをここ数年痛感していますので、友人が水準以上に上手な伴奏を(しかも短期間の準備で)してくれることに安心したのでした。

昼食に出て帰ってくるとすでに人が集まっていて、間もなく本番が始まりました。

実にこじんまりとした発表会で、いわゆるホールではなく、ホテルの宴会場のようなつくりの会場で、出演者もひとケタでした。が、演奏内容は少数精鋭といった感じで、後半の数人は目を瞠るような立派な演奏を聞かせてくれました。

人数が少ないので1時間弱でいわゆる発表会は終了。その後ミニパーティーが始まってすぐに、私たちが歌う番になりました。

最初に私が歌い、夫が一曲歌い、と交代で結局2曲ずつ歌いました。

みなさん、思ったより熱心に聴いて下さったのでちょっと緊張しました。

そして、終わった後、知らない方ばかりなのに喜んで感想を言って下さる方が何人かいたのに感動しました。自分の歌を聴いて喜んでくださる方がいるんだ、って。

こんな機会を与えてくれた友人に感謝。



しかし、後で録音を聴いたら心底がっかりです。やっぱりここのところ練習不足なんでしょうね。音色が全然安定しないし、音程も甘いし、支えも足りません。こんな歌でごめんなさい、と言う感じです…。

さあ、心を入れ替えて、また練習しようっと。

ガラコンサートが終わったばかりですが、新しい先生をあれこれ当たっています。


お一人は、たまたまご近所に引っ越して来られたばかりのプロ(芸能人)御用達のボイストレーナーの先生。


ご本人もCDを出していらっしゃる歌手でいらっしるのですが、ポピュラーボーカルがご専門なので、今までのように夫婦で習うにはちょっと違うのかな?、という感じ。また、お子さんが小さいので夜はレッスンできないそうです。


ただ、とにかくご近所なこと、あとお子さんたちのことで、息子の所属合唱団に強い興味を示して下さったこともあり、私だけ一度体験レッスンに伺うことになりました。


少なくとも、発声の基本にはクラシックもポピュラーもないので、体と対話して無理なく気持ちよく声が出るように探ってみますとのこと。すごく楽しみです。


で、もうお一人、ネットからリアルな友人に移行した方から、やはりご近所(と言っても自転車で15分くらいかな?)で教えていらっしゃるバリトンの先生をご紹介いただきました。


こちらもあまり夜遅くまではできないそうですが、なんとか夫が行かれる時間帯にレッスンしていただけそうなので、やはり来週、体験レッスンに伺います。


新しい先生との出会い…わくわくです。

声楽関係の記事、いろいろありまして停滞しておりました。


が、昨日無事にガラコンサートを終えました。


私たち夫婦はなぜかトリだったので、早く帰らなくてはならない友人たちが最初の方に出演した友人だけを聴いて先に帰ってしまうという悲しい状況でしたが、なんとか15分強のステージを務め上げることができました。


個人的には、最後のEsが届かなかったのが唯一の心残りです。あせる


まぁ、練習でも届いたところでかすれるのが9割で、及第点をいただける声は20回に1回くらいしかありませんでしたし、仕方ないですかね。


練習でその程度では、本番で届かなくても仕方ないということでしょう。


それでも、全体的には聴いて(見て)いただいた皆様に好評をいただいたので良かったですし、EsはダメでもHは使えるようになりましたから。


そして、この日を最後に、3年間付いてきた先生とお別れすることになりました。


経過はいろいろあったのですが、とりあえずここには書きません。


また、新しい出会いを期待して、先に進もうと思います。